この記事はBETA社の振り返り用として執筆しています。
1年目の企業が景気悪化に対してどう思うか
私たちが生業としている広い意味での広告業は、景気変動を受けやすい産業です。最近では、コロナの経済への影響が長期化しそうな見通しもあるため、楽観視はできません。
とはいえ、景気に対して出来ることは何もないですし、不景気だからと言って事業が変わるわけでもないので、気を付けておく必要があることはそれほど多くないと考えています。
- 自分が出来ることだけに集中する
- 不景気だからこそのチャンスを捉える
- 他社への配慮を怠らない(反感を買う行動をとらない)
私自身の頭を整理するためにも一つずつ、簡潔にメモを残します。
自分が出来ることだけに集中する
とにかく事業を行っていると、外部要因のせいにしたくなるような事象が多発します。社内を見ても、誰かのせいにしたくなっても仕方ないようなこともたくさんあります。
この1年間にも、色んなことが起きました。体の症状に現れるレベルでしんどかったこともありました。
ただ、私たちが行っているのは事業なので、誰かのせいにしてもはじまりません。
日々、出来ることは限られています。
それをまじめに実行していくことしか出来ないので、それを愚直に実践し続け、外部要因のことは忘れます。
道は開けるという本にあった解決法ですが、簡単に言うと自分にできることを書きだして、それ以外のことはあきらめるといったような方法が一番効果的です。
出来る限り、次の日にはすっぱり忘れて、日々の業務に邁進しましょう。
不景気をチャンスに変える
不景気で苦しい思いをされる方がいる中で、チャンスという言い方は不謹慎だと承知の上でですが、やはり新参者は景気が良いタイミングでは新規参入が難しいと考えています。
取引先を切り替えたり新しいことをするメリットが少ないからです。
不景気になると、予算を見直しやすいため、新しい提案が通る可能性が高くなりますし、固定費を積んでしまっている競合と比べて、コストを極力抑えてスタートした私たちのプライシングが魅力的に映る企業もあるかもしれません。
出来たばかりの会社なので、生き残るために出来ることはする、という意味で不景気もチャンスととらえる姿勢でいます。
他社への配慮を怠らない(反感を買う行動をとらない)
一方で、不景気の際には人知れず苦しい思いをされている企業や個人が増えます。もちろん、私たちもそうなるリスクが高い状態です。
そんな中で、仮にうまくことが進んだとしても、決して奢らず、配慮を怠らないようにする必要があります。
経営者として
私自身は、経営者として、人・モノ・金という経営資源のコントロールを十分に気を付けなければなりません。
特に、不景気はお金の流れなので金の出入りには注意を払います。
固定費を極力切り詰め、売上を出来る限り上げられるように、死に物狂いでトップ営業をしていきます。
また、優秀な人財にもアプローチできるチャンスでしょう。
そうやって出来た筋肉質な組織は次の景気変動で一気に開花するものと信じています。
その際には、実力以上に評価されるかもしれません。
そんな時にも、奢らず、焦らず私たちらしくやるべきことをやっていきたいと考えています。