名古屋で勢いのあるITベンチャー企業5選|スタートアップ徹底調査【2023年】
名古屋のITベンチャー企業を探してみると、『ベンチャー企業』はそれほど多くありません。
ただ、エンゲージメント経営プラットフォームを運営する『スタメン』や、迷惑電話フィルタ「トビラフォン」を提供する『トビラシステムズ』、スマートフォン向けゲーム開発の『ワンダープラネット』など、毎年上場するベンチャー企業が誕生しています。
名古屋のベンチャーといえば、「ReFa」「SIXPAD」で知られるMTGや、webメディア運営やゲームで知られるエイチーム、webメディアを展開するシェアリングテクノロジーなどの上場企業が有名でしたが、よくよく探してみると「ここも愛知県の会社だったの?」という会社も意外とあります。
この記事では、名古屋で2019年に設立されたばかりの、駆け出しのベンチャー企業BETA株式会社 鈴木が名古屋のITベンチャー企業を徹底調査したうえで、紹介してきたいと思います。
完全に独断と偏見で選抜している点は、ご容赦ください。
※ホームページを取り下げてほしい・情報を修正してほしいという場合は、お手数ですがご連絡いただけますと幸いです。
BETA株式会社は、2019年4月に名古屋で設立したばかりの駆け出しのスタートアップ企業です。2020年4月にwebメディア事業を東証一部企業に譲渡し、現在は動画プラットフォーム事業を中心に展開しています。
名古屋のITベンチャー企業を調べるにあたって
私たちBETA株式会社は、役員、社員含め名古屋出身者がいないため、フラットな視点で名古屋のベンチャー企業を見ることが出来る反面、リアルな特徴や実際の評判などはわからないので、これから追記していきたいと考えています。
東京のITベンチャー企業を辞めて名古屋に来て感じたこと
代表の長沼が、もともと東京のベンチャー企業で働いていたので、来たばかりの状況でどんな風に感じたのかについても率直に聞いてみました。
名古屋のベンチャー企業をネットや噂で俯瞰してみて、どんな風に思ったか
あまりにも主観なので、参考になるか分かりませんが、
東京とIT系のベンチャー企業を比べると、
- 数が圧倒的に少ない
- きっちり利益を出しに行く会社が多い(派手さが少ない)
- 短期ではなく、中長期でビジネスを考えている
こんな印象を持っています。
また、TwitterやSNSなどの発信がかなり少なく思うので、逆にノイズが少なくて、利益を出しながら中長期でグロース(場合によっては上場など)していく環境にあるのかもしれないと推察しています。
東京はとにかくベンチャーの数が多すぎて、SNSで目立たないとなかなか人が集まらなかったり、現にTwitter採用などはかなりリアルに増えているので、より激化しているイメージです。
簡単にまとめると、名古屋のベンチャー企業は目立たないながらも堅実でしっかりと利益を出している会社が多いという印象です。
名古屋のベンチャー・スタートアップの動向
名古屋のベンチャー・スタートアップ界隈の動向って今どんな状況なのかを簡単にわかる範囲で調べてみました。
まずは、こちらの記事でざっくり俯瞰してみました。
このマップ、雰囲気をつかむうえで本当に分かりやすいので重宝します。
名古屋のベンチャー界隈の今後
名古屋のベンチャー企業は、これから徐々に盛り上がっていくと思っています。
ただ、「一気にガンガン!」という感じではなく、裾野が広がるイメージですね。
以下の記事を見たところ、これから名古屋でベンチャーのエコシステムを創っていこうという動きがあります。
それも、私たちも、すんなりと受け入れてくださり、今は様々な情報交換をさせていただいています。
また、名古屋は優秀な大学も多く、インターンシップひとつをとっても潜在的に優秀な学生が活躍しきれていない可能性がかなり大きいので、チャンスがあると思っています。
名古屋で勢いのある上場ITベンチャー企業2選
まずは、上場企業の中から、名古屋で勢いのあるITベンチャー企業を2社紹介させていただきます!(上場企業ってベンチャーなの?という話はご容赦ください...笑)
株式会社エイチーム
名古屋のベンチャー企業を語る上で外せない同社は
「みんなで幸せになれる会社」
「今から100続く会社」
を目指して、手堅く利益を出しながら、社内の組織設計がとても上手な会社です。まさに、ビジョナリーカンパニうーに登場する企業のように、経営者の露出が少なくビジネスにも派手さは無いものの、中長期で飛躍していくことが期待される企業です。
事業内容は、3本柱です。
- ゲームアプリを中心としたエンターテインメント事業
- 引っ越し侍やハナユメ、金融比較メディアを中心としたライフスタイルサポート事業
- 自転車専門通販サイトのEC事業の3本柱です。
事業領域、財務面、人材面など名古屋を代表するIT企業です。
公式ページ
シェアリングテクノロジー株式会社
名古屋のベンチャー企業を語る上で、シェアリングテクノロジーも外せません。
生活110番というメディアを中心として、それぞれのお困りごとに特化した110番など、暮らしの中の「困った」「どうしよう」を比較・検討できるサービスです。
2018年には最多のM&A件数を誇るなど、勢いのある会社です。
事業内容は、基本的にはメディア集客を柱としたハチの退治から白アリの駆除、など、お庭の手入れなど生活のお困りごとの解決サービスです。
若干地味とも思える領域ですが、これまでほとんどが電話帳や紹介などリアルでしか探せなかった『お困りごと』がwebで探せるようになったのは本当に便利です。
経営者が変わるなど、最近変化もあったようですが、同社も名古屋を代表する手堅いながらも積極的にM&Aで拡大するIT企業です。
公式ページ
名古屋で勢いのある非上場ベンチャー企業3選
株式会社Misoca
弥生株式会社に買収された株式会社Misocaですが、名古屋のスタートアップを語る上では外せない存在です。
見積書・納品書・請求書を1分で作成できることがウリで、個人事業主から中規模の会社を中心に人気のサービスです。
会社自体は2016年2月26日付で弥生会計のグループ会社となっていますが、新体制でさらに事業を拡大していくようです。
同社は今世界でも注目されるBtoB間取引市場で、国内では有名な会社です。事業領域は学生などには少しなじみが無いかもしれませんが、とても有望な市場です。
創業者や取締役の方含め、本当に良い人が多く、私もかなり良くしていただきました。おすすめの会社です。
公式ページ
https://www.yayoi-kk.co.jp/index.html
株式会社スタメン
2016年に設立の同社は エンゲージメント経営コンサルティング「TUNAG」というサービスを展開しています。
ただの従業員満足度やなどではなく、会社と従業員、従業員同士の信頼関係を強固にするために、信頼を築き上げるサービスです。
ちょっと本質的な説明ではないですが、例えばTUNAGのサービスを利用すると企業側にはこんなメリットがあります。
- 福利厚生制度がどの程度利用されているかが明確になる
- 社員同士がどの福利厚生制度を利用したかを投稿出来てコミュニケーションが活発になる
このようなきっかけを通じて、社員のエンゲージメントを高めるお手伝いをしています。ツールを提供するだけではなく、しっかりとコンサルティングから運用まで行ているので、長期的な目線で組織づくりに貢献してくれる会社です。
よければ、創業者のサービスを始めたきっかけを参考にしてみてください。
説明が下手すぎてわかりにくい説明で申し訳ありません。興味がある方は、以下の公式ページを参考にしてください。
TUNAG公式ページ
数億円規模の資金調達も完了し、これから拡大していく会社です。
よく当社を受けに来てくださる方が見ていると言われることが多い会社で、直接の関りはありませんが、評判も本当に良いです。
BETA株式会社
最後は、宣伝させていただきますね。
BETA株式会社は2019年4月に設立されたばかりの会社です。
あまりにも無名すぎるのと、webマーケティングが得意領域なので、このようなカタチ(お行儀悪いカタチ)で宣伝をして申し訳ありません...
2020年3月までwebメディア事業を展開していましたが、4月に東証一部企業に事業を譲渡(売却)しました。
BETAの戦略はシンプルで、お客様目線に立ったサービス展開をすることはもちろんですが、まずは着実に売上・利益を出す『キャッシュエンジン経営』を行っていきます。
事業開発、営業、エンジニア、デザイナー、インターンシップ、編集アルバイトなどなど、幅広い職種で仲間を募集しています。
是非、お気軽に連絡をお待ちしています。