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【お客様インタビュー】オンライン化に適応した戦略的な選考特典により母集団形成を加速する最新事例|【東京海上日動システムズ様】

東京海上日動システムズ株式会社様(以下、東京海上日動システムズと表記)は、東京海上グループのIT・デジタル戦略の中核を担う企業としてシステムの企画・提案・設計・開発・保守・運用まで、一貫したITソリューションを提供しているユーザー系SIer企業です。

東京海上日動システムズ様は、採用活動の早期化・オンライン化にいち早く対応し、『ITエンジニア体験ワークショップ』という自社の業務の一部を体験できるワークショップを武器に、自社、媒体、イベントなどをバランスよく活用し母集団を増やし続けています。

そんな中、特に理系・情報系の母集団形成を目的としてMEICARIの理系LIVEにご登壇いただいており、常に満席で、予約を取るのが難しい『ITエンジニア体験ワークショップ』の参加特典は学生からも大きな反響がありました。

今回は採用担当の佐藤様に、就活スタート前から内定まで学生を惹きつける一連のオンラインLIVEの活用戦略を中心にお伺いしているので、新たな母集団形成の施策をご検討中の企業様にとって参考になると考えています。

ぜひ最後までご一読ください。

例年の新卒採用人数80-100名
専攻など情報系が中心
参考情報
目次

採用活動の変化について

採用活動の変化

ーオンライン化に伴って採用活動への変化や、ポジティブ・ネガティブな影響はありますか?

佐藤様:

母集団形成に関しては非常にポジティブで、年々増加しています。25卒の母集団も、24卒と比較して1.5倍くらいに増えています。母集団形成で苦戦されている企業も多い中、当社は正反対で、右肩上がりで増えているのは、やはりオンラインならではの参加しやすさが一因なのかなと考えています。

後から選考に進んでいただく学生の数も増えてきているので、いかに当社の社風にマッチした学生に入社していただくかという点が難しいところですね。

ー確かに採用目標人数が1.5倍とかになっていれば、シンプルにポジティブだと思いますが、採用基準というところが難しくなりそうですね。

佐藤様:

そうですね。そこは我々にとっては嬉しい悲鳴である反面、学生にとっては厳しいのかなと感じます。

25卒採用も早期から動かれていらっしゃったと思いますが、早期化による影響や変化はございましたか?

佐藤様:

昔からIT業界は採用活動の動き出しが早いと言われていますが、当社はその中でも早い時期から学生と接点を持ちながら採用活動しているので、そこまで大きな変化はないと思っています。

ただ早期化が当たり前になっているので、学生にちゃんと自己分析や業界研究・企業理解の大切さをしっかりと伝える必要があると思っていますね。

コンテンツの活用方法

採用ページ向けの動画制作のご支援もさせていただいております

ー早期化及びオンライン化の中で、上手くいっている採用手法はあるのでしょうか。

佐藤様:

まず当社では学生にリアルな業務を体験していただく体験ワークショップを実施しています。そのイベント後に、(フィードバックではないのですが、)「半日の業務体験を通して「なんか思っているのと違うな」と感じたら、入社後ミスマッチになってしまう可能性があるので、無理に選考へ進まなくていいですよ」ということは、我々企業側からも直接学生に発信をしています。

また、選考の中で(MEICARIさんも含めてですが、)動画などの”コンテンツ”をご覧いただいています。各フェーズ毎に、例えば仕事の動画を見ていただいて仕事の理解を深めるであったり、内定を出した後には、残業など入社後のリアルみたいなところを出していくような動画を見ていただいています。

当社のようなIT業界では、夜間作業等もあるので、それがどれぐらいの頻度で、どういう内容のものがあるのかなどを、実際のエンジニア社員に答えてもらい、東京海上日動システムズだと、「こういう働き方をしていくんだな」と覚悟を持ってから入社をしてもらえるよう注力しています。

ーそこまで取り組まれているんですね。
 主な目的としてはミスマッチを防ぐ目的でコンテンツを見てもらっている状況なのでしょうか?

佐藤様:

そうですね。母集団形成のフェーズですと、ワークショップ以外にも、業界理解ワークのようなイベントを3つくらい実施しているのですが、そこではどちらかと言うとIT業界だったり、東京海上グループが担っている「保険」についてや、
「東京海上日動システムズはこんな会社だよ」というのをお伝えしていくのに対して、選考に入っていくと、もう少し具体的な仕事の部分だとか、あとは働き方の部分というところにより注力してお伝えしています。

その上で、内定を出した学生もそうですし、我々もそうですが、やはり一度伝えただけでは理解できなかったり、記憶に残らないので、何度も何度も伝えていきながら、最後にそういったミスマッチを防ぐような目的で、学生に動画を見ていただくような流れです。

ーありがとうございます。今後(オンライン、オフライン問わず、)やってみたい採用手法とか、注力されたい施策はあるのでしょうか?

佐藤様:

そうですね、何か我々から訴求する方法に関してはオンラインが良いと思っていて、不特定多数の学生に同じ情報を同じ温度感で伝えられるのは、オンラインならではの特徴だと思います。

やはり動画ですとか、説明会なんかも、オンラインの方が魅力的に伝わると思っています。
一方で、面接のように学生側から発信してもらったりですとか、オンラインだけだと働くイメージや企業のイメージも、画面越しで分かりづらいところもあるので、より肌で体験できるような形で、学生参加型のオフラインイベントのようなものは、取り組んでいきたいと思っています。

ーオンラインでフックを作りつつ、そこから次のステップとして、オフラインで理解を深めていただいたり学生から発信してもらう、というような流れは今後も継続するということでしょうか

佐藤様:そうですね。

MEICARI LIVE 登壇のきっかけ

ーMEICARIのLIVEにご登壇頂いたきっかけは?

佐藤様:

去年、MEICARIさんからご案内いただいて、すぐ出ようと思いました。5月のゴールデンウィーク明けの理系イベントからだったと思います。

ーありがとうございます。ご登壇いただくキーワードになったものはございますか?

佐藤様:

様々なイベントには出ているのですが、YouTubeみたいなLIVE形式でのイベントには出たことがありませんでした。やはり学生ってMEICARIさんのセミナー含め、見ている方が多いと思うので、(MEICARIさんの)YouTubeのLIVEを使って、当社を知っていただきたいなと思いました。

不特定多数の方にご覧いただけるので面白そうな媒体ですし、かつ効果的かと考え、出させていただきました。費用感も、ものすごい高いというわけでもなく、トライアルで導入、入り口としては良いと感じて、それで前向きに参加させていただいた覚えがあります。

イベントにおける集客施策

YouTube掲載に期待するのはキャッチアップ

ー就活イベントへの集客に関してなのですが、MEICARIには2回目以降に特典をいただきましたが、他のイベントも含めてうまくいっている施策はあるのでしょうか?

佐藤様:

MEICARIさんの時もそうですけども、「ITエンジニア体験ワークショップ」を参加特典にすると、学生の参加は多い傾向にあると感じています。

実際にMEICARIさんのLIVEでも、(何百人見ているか分からないのですが、)多くの学生から個別メールで「参加したいです」といただいたので、やはりITエンジニア体験ワークショップを参加特典にするといいのかなと考えています。
(先ほどの母集団形成のお話しにも繋がるのですが、)オンラインになって、母集団はとても増えていて、掲載している「ITエンジニア体験ワークショップ」はすぐ予約が埋まってしまうんですよね。公開すると、1日でもう満席になってしまいます。

ーITエンジニア体験ワークショップは、学生目線でも参加のハードルがある程度低く、入り口として入りやすいと思っていたのですが、実際どのくらいの温度感の学生がいらっしゃるのでしょうか?

佐藤様:本当に我々の業務の一部を体験して、ユーザー系SIerの業務の理解を深めてもらいたいという目的で行っていますので、全くITの知識がない学生でも、ぜひ参加してもらいたいなと思っています。

ITと言っても、様々な種類がありますし、MEICARIさんのように、YouTube配信であったり、そういうメディアを使うような業務もITに分類されたりしますよね。その中で「東京海上日動システムズのITというのは、こういうことやっているんだよ」というところを理解してもらうには一番いいと思っています。特に専門知識が必要なワークショップではないので、誰でも参加しやすいイベントにしています。

理系LIVEに注力する理由

ーMEICARIでは25卒向けで理系イベントにご参加いただいたり、26卒向けもご参加いただけるご予定かと思いますが、(シンプルな数であれば文理共通イベントが集客効率は良いのですが、)理系イベントに注力いただいている理由はどういったところなのでしょうか?

佐藤様:

母集団形成の観点で、理系・情報系の学生は文系学生と比較しても少ないので、少しでも理系・情報系の学生に当社を知っていただくために、理系・情報系のイベントに参加をさせていただきました。

MEICARI LIVEの評価

ーMEICARI側の準備に関して、ポジティブ・ネガティブを含めて、佐藤様からのご所感があればいただきたいのですが。

佐藤様:

特にないですね。イベント当日の座談会のテンポであったり、やり取り含め非常にスムーズなので、何か特段、こうしてほしいとか、時間も短い、長いとかはなく非常に良いと思っています。
強いて言うなら、イベントの開催が平日が多かったりするので、土日に開催するのと入れると何か違いがあるのかなというくらいです。

ーありがとうございます。MEICARIでもLIVEを土日でやっていることもあるのですが、土日だと他社様のイベントと被りやすいというところに加えて、MEICARIは平日でも集められますよというところで、平日に開催しているところもございます。
個社様ごとに行うイベントに関しては、土日にも開催していたりもするので、またご相談いただければと思います。

佐藤様:わかりました。

LIVE内容について

ーLIVE当日に「伝えたいことが伝えられているか」など、定性的な評価はいかがでしょうか?

佐藤様:

そこは問題ないです。ちゃんと伝えたいこと、伝えられていることは把握できています。

ー逆に定量面で参加人数とか数値面のところで、振り返るといかがでしょうか?

佐藤様:

参加人数、数値面については、いつも頂いているデータで問題ないと思っているのですが、YouTube上のデータで言うと、どの時間帯で参加者が一番増えて、どの辺りで離脱するのかのような、そういったデータも知れると、この辺のコンテンツは興味ないんだなとか、逆にここに興味があるんだなというようなことが分かったりするので、次回以降に繋げやすいなと思います。

選考特典について

ー選考特典(ワークショップ)も付けていただいて、先ほど40名程度多くの学生が参加されたというお話しでしたが、実際その中から本選考へ進んでくれている学生はどのくらいいるのでしょうか?

佐藤様:

そうですね。一人一人は把握していないのですが、今本選考にどんどん進んでいるので、参加頂いた学生の中には、そこに進んでいる方はいらっしゃると思っています。何人か、内々定などのフェーズまで進んでいる方もいますし、今後増えていくのかなと思います。

ーでは今後も、このワークショップは継続してやっていこうと思ってらっしゃるのでしょうか?

佐藤様:そうですね。

ー我々のライブも含めてなのですが、選考特典を付けるかどうかはどのような判断で決められていますか?

佐藤様:

やはり母集団形成というところで、ある程度学生が集まるイベントに関しては、選考特典などを付けていこうかと思っています。特にトライアルで参加するイベントに関しては、次回以降どうするか分からないので、基本的には付ける想定で参加しています。

そこで母集団形成はできているけれど、イベントへの参加率が低いといったことがあれば、当社の認知向上だけを目的として、説明だけ聞いていただいて、興味があればぜひ参加して下さい程度で終わるケースもあります。

ーそうなんですね。”選考目的”の要素が強くないようなイベントやセミナーであれば、あまり付けないのでしょうか?

佐藤様:

そうですね。どちらかと言うと、”ファン化”ですとか、あとは大学のイベントとかで多かったりするのですが、大学の一年生、二年生の方々も参加しているイベントの場合、基本的には当社の説明、”ファン化”というところが目的になっていますね。

ー最後に、来年も引き続きご登壇いただけることになった決め手をお伺いできますか?

佐藤様:

費用対効果がやはり一番期待しているところで、昨年多くの学生にMEICARI LIVEを見ていただいて、そこからITエンジニア体験ワークショップにご参加いただいたので、費用面を考えても非常に期待できると思い、参加を決めました。

ーありがとうございます。
 期待に応えられるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします!

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