【はじめに】
玩具からライフスタイル商材まで、多岐に亘る事業を展開する株式会社バンダイ。学生から高い人気を誇る同社が、マイページ登録者へのフォロー施策において、いかにして学生の志望度を維持し、選考辞退を防いだのか。27卒向け施策の成功を受け、早くも28卒での継続導入を決定した背景と、その成果について伺いました。
貴社の採用活動と課題について
― 採用活動において、特に「マイページ登録者(プレエントリー層)」への情報提供や、志望度の引き上げにおいて感じていた課題は何でしょうか?
ご担当者様:
弊社の場合、IPや商品に関する最新情報など、未解禁の情報が多くあるため、学生の皆様を直接社内にお招きできず、現場のリアルな雰囲気を伝えにくいことが一番の課題でした。そのため、実際の現場の雰囲気をお伝えするために、「配信」という形式を選択しました。
学生さんに少しでも安心感を持っていただくためにも、「いかにしてリアルな空気を伝えていくか」が重要なテーマだと感じていました。
― メイキャリ導入前、マイページ登録者へのフォローや、大規模母集団への効率的なアプローチにはどのような手法を用いていましたか?
ご担当者様:
ナビサイト主催のイベントへの登壇やオンライン配信サービスによる自社セミナーなどを用いて広報活動を行っていました。現在もそれらは活用しながら、メイキャリさんでの配信も並行して実施しています。
メイキャリを選んだ理由と導入の継続背景

― 自社でのオンライン配信や他社プラットフォームと比較し、なぜ「メイキャリのLIVE配信(スタジオ/MC形式)」を選ばれたのでしょうか?
ご担当者様:
従来の配信ツールでは、どうしても画面上の動きが少なく単調になってしまう点や、接続環境の安定性に不安がありました。せっかく学生の皆様にご覧いただくのであれば、より魅力的でトラブルのない映像をお届けしたいと考えていたんです。
ちょうどそのタイミングでメイキャリさんから、「専用スタジオを使って配信をしてみませんか」とのご提案をいただき、活用を決めました。
― 既にリピートでご活用いただいていますが、初回実施後に「次年度も継続すべき」と判断された決定打は何でしたか?
ご担当者様:
主な理由は、コストパフォーマンス、サポートの安心感、そして学生からのリアルな反響の3点です。
まず、これまで活用していたサービスと比較して、費用面と提供される内容のバランスが、当社採用活動に合っていると感じました。また、メイキャリさんは学生インサイトへの理解があるため、安心してお任せできる点も大きかったですね。
それに加えて、こちらの要望に対して柔軟に対応いただける点も、継続を判断する上での要素の一つになりました。学生に向けたコンテンツを改善していく上で、意見を反映しながら進められる体制がある点を評価し、継続を決めました。
また、毎回のイベントで学生さんから「普段から見慣れているYouTubeでの配信はありがたい」という声をいただいており、学生にとってよりフランクに参加しやすい・コメントしやすいという点でも、YouTubeなど学生にとって身近な配信プラットフォームを活用したLIVE配信の良さを感じていました。
他社サービスでの配信と比較し、今回はYouTubeライブを利用したこともあり、配信中に学生から多くの質問が寄せられました。コメントだけでなくリアルタイムなリアクションも得られ、従来の「視聴型」というよりも、双方向のコミュニケーションが生まれる「参加型」のイベントとして、学生と共に盛り上がる雰囲気を作ることができたのが大きな違いだと感じています。
実施内容とフェーズごとの戦略
― 年間4回の配信を、それぞれどのような時期・意図で実施されていますか?
ご担当者様:
単発の配信を1回行うだけでは、どうしても他社様に埋もれてしまったり、時間が経つにつれて弊社の印象が薄れてしまう懸念がありました。そのため、職種別や新たな企画テーマによる配信を通じて定期的な接点を持ち、継続的に弊社のことを思い出していただくことを一番の狙いとしていました。
こうして接触回数を増やすことで、学生の皆さんの中で常に弊社の存在感を感じていただき、最終的な志望度の維持・向上に繋げたいと考えて実施しました。
― 貴社らしい「ワクワク感」と「仕事のリアル」を両立させるために、企画・構成で意識しているポイントを教えてください。
ご担当者様:
大切にしているのは、「どういう構成にすれば、学生の皆さんに楽しんでご視聴いただけるか」という点と、「学生が抱いている企業イメージと、実際のリアルな姿のギャップをどう埋めていくか」という視点です。
そのため、学生の皆さんが最後まで飽きずに楽しめる企画をベースにしつつも、その中でいかに「等身大のリアルな情報」を届け、入社後のミスマッチを防ぐことができるかを意識していました。

導入後の効果・成果について
― 配信実施後、マイページ内での学生の動き(選考移行率、セミナー予約数など)や、志望度の変化にどのような手応えを感じていますか?
ご担当者様:
正直にお話ししますと、定量的な数字として劇的な変化がすぐに見られたわけではありません。選考への移行率向上は、継続的な施策の実施によって徐々に現れてくるものだと考えています。
一方で、当日の配信では接続数が3,000名を超え、参加された学生さんからも、これまでにないほど多くのご好評の声をいただきました。
これほどの規模感でご視聴いただけたことに加え、熱量の高い反響を得られたことからも、学生さんの関心を強く惹きつける施策として確かな手応えを感じています。
加えて、運用面でのメリットも大きかったです。配信のアーカイブ映像をすぐに利用できる点などは、非常に助かりました。
―アンケートや面接の場で、LIVE配信を見た学生からどのような声(社員の雰囲気、社風への理解など)が届いていますか?
ご担当者様:
学生さんからは、「バラエティ番組のような配信が面白かった」という声や、「想像していた以上に、発言した自分の質問を拾って答えてもらえたので、楽しく参加できた」といった声をいただきました。フランクでリアルな雰囲気を出せたことが大きかったのではないかと思います。

今後の活用と期待
― 今後の配信において、新しく試してみたいことや、弊社に期待するサポート・機能はありますか?
ご担当者様:
現在も海外の拠点と繋いだセミナーなどは実施しているのですが、今後はそれをメイキャリさんの配信を通じて、より本格的な「海外中継」という形でリアルタイムにお届けできたら面白いなと考えています。
― 貴社のように、大規模な母集団を抱えつつ、質の高いマッチングを目指す企業様に向けて、LIVE配信活用のコツをアドバイスいただけますか?
ご担当者様:
「どんな企画が良いのか」「どんな機材をセットする必要があるのか」といった配信ノウハウに不安がある企業にとって、メイキャリさんにすべて安心してお任せできる点は、本当に魅力的だと思います。
LIVE配信ならではの良さは、学生とタイムリーなやり取りができる部分だと感じています。その良さを最大限に引き出すためには、視聴している学生に質問を投げかけ、コメントを返してもらうといった双方向のコミュニケーションが重要です。そうすることで、会社の魅力をより感じてもらいやすくなるのが、LIVE配信活用のコツだと思います。
