例年実施している『学生が”今最も見たい”採用動画』について、25卒就活生に対して詳細なアンケートを実施いたしましたので、その結果をお知らせいたします。
採用動画といえば、ブランディング動画やインタビュー動画、企画系、密着動画など様々ありますが、どういった動画が実際に効果的なのか、採用動画に特化して年間2,000本以上制作するMEICARIが調査いたしました。
昨年度、採用担当者様より大変反響をいただきましたので、今年度につきましても継続してまいります。
25卒向けに最も人気だった動画コンテンツ
まず、最も役に立つ、見たい採用動画は『説明会動画』でした。(説明会動画+説明会アーカイブ動画:32%)
視聴数を伸ばすために、王道で最も見られやすいトーク形式のスタイルと動画に最適化したカジュアルな編集をご提案させていただきます。飽きがこないコンテンツ設計で、パワーポイント等既存資料を基に動画向けにカスタマイズ致します。
お勧めしたい理由として、以下が挙げられます。
- 会社説明会を動画化にすることで、動画複数本で会社の魅力
(事業・業務内容からキャリアプランまで)をすべて伝えられます - 会社説明会を動画で代替することで、採用担当者様の工数削減(DX)が可能です
- 25卒に聞いた、採用動画の人気ランキングで1位
改めて、今回の回答にご協力いただいたデータ元と、気になる情報をまとめています。
回答学生の属性
今回は企業様からの依頼が多い、ハイレイヤーな理系学生を中心に102件のデータを集めてまいりました。
回答時間は30分程度の調査になり、昨年度よりもデータ数自体は少ないですが、各採用ベンダーのPR等を参照するに、就活領域でセグメントされた100件超は有意なデータである認識として公開しております。
男性・理系比率が高く志望先はメーカーの割合が高いですが、バラツキがあります。
動画の本数について
内定までに入社予定の企業の採用動画を何本見たかという質問に対しては、3本以内が最も多いですが、見たい本数は4本以上が計65%超であり、ギャップが生まれている(より見たいニーズがある)ことも大きな特徴です。
ここから、具体的な調査結果をまとめているので是非参考にしていただければ幸いです。
【学生の選考フロー別】25卒が見たい採用動画
学生の就活タイミングによって見たい動画には大きな変化があり、特に企業や事業を紹介する動画と、働き方を見せていく動画は使い分けが非常に重要です。
結論、就活初期の業界研究・企業研究フェーズでは『説明会動画』が実用的な理由で選ばれています。
選考が進み、より企業への興味が高まると、『働く社員』へのインタビュー動画・密着動画や、入社した理由や雰囲気を知るための『座談会動画』の需要が高まってくることがわかります。
以下、タイミング別におすすめの動画を紹介してまいります。
業界研究・企業研究タイミング
複数の業界や企業を調べるタイミングの学生において、情報収集ニーズが高いことから、業界や企業情報、事業内容が充実している説明会系の動画が最も効果的ですので、人や働き方にフォーカスせず、魅力的な情報を伝えきる動画がおすすめです。
傾向としては、過去から現在、更に中長期的な成長を伝える上で将来への取り組みを伝えていくことが特に重要です。
インターンなどイベント参加後から本選考までのタイミング
また、一度接触を持った後の傾向は大きく変化し、どんな人が働いているのかや、なぜ数ある企業からその会社を選んだのか等がわかる座談会系の動画や密着動画への関心が高まることが伺えます。
・実際に働く社員の魅力を、一度に複数名分伝えられます。
・風通しの良さ、社風を非常に伝えやすい動画です。
・特にミスマッチを防ぐのに効果的であり、中でも就活生に近い立場の内定者/新入社員座談会がおすすめです。
ES提出~選考のタイミング
選考へ進むタイミングにおいては、ESや面接の受け答えに必要な実用的な内容を含んだ説明会動画が好まれます。また、志望動機や入社理由などの参考にする目的で座談会系の動画も人気があります。
内定承諾タイミング
最後、意思決定のタイミングにおいて「人が決め手」という方が多いことからも、「人」にフォーカスした動画の優先度があがり、具体的な働き方を知るために密着動画の優先度が最大化しています。
・強化したい部門・職種がある場合、非常におすすめです。
・比較的安価・少工数で制作可能なので、複数本制作しやすいです。
・学生が擬似的にOBOG訪問できるようになり、その分の現場工数も削減できます。
【媒体別】25卒が見たい採用動画
また、見る媒体によっても見たい動画は変化がありましたので、紹介していきます。
まず、企業を知るきっかけとなるタッチポイントのメールスカウトから採用ページでの”最も見たい”採用動画は『会社紹介動画』でした。その中でも特にアニメーション(インフォメーション)動画が好まれ、3分で会社概要をサクッと知ることができるという手軽さや、視聴する上でのハードルの低さが人気のポイントです。
採用担当者からも、HPやメール、説明会の合間など使い勝手の良さが非常に人気でした。
また、マイページでは『説明会動画』や『座談会動画』、『密着動画』が”見たい”採用動画として人気でした。
マイページでは、企業で働くイメージを想起しやすい”リアル”なコンテンツが見たいという結果になりました。
参考:座談会事例記事はこちら
企業がPRしたいポイント(例えばオフィスがきれい、働く人が魅力的、とにかく雰囲気がいい等)や業種・業界・職種等によっても、おすすめする動画は異なりますので、もしどんな動画が良いか迷う場合はお気軽にご相談ください。
【番外編】おすすめの媒体(YouTube)
また、採用マーケティング活用としてはもちろん、動画のアーカイブ先としてYouTubeのニーズが非常に高まっています。
『採用YouTubeがあったほうが良いか?』という質問に対して、23卒向けアンケートと比較しても、73%から実に98%まで上昇しており需要が急上昇しています。
また、YouTubeを持っている企業については、好印象を持たれている方が非常に多いです。
TikTokやInstaglamなど、どの媒体を選ぶべきか悩んでいる採用担当者の方も多いと思いますが、長尺コンテンツのアーカイブ先としてはYouTubeが最もおすすめです。
YouTubeをお勧めする理由
- 長尺コンテンツのアーカイブが容易
- 1本あたりの動画の分析が可能
- 限定公開機能で見られる範囲を限定できる
MEICARIでは、採用YouTube制作の需要の高まりを受け無料で開設をサポートさせていただいており、業界トップ企業を中心に年間で100社超のYouTube運用をお手伝いしております。
『YouTubeについて気になっていた』『どうやって始めていけばいいのかわからない』『丸投げしたい』『予算イメージがつかない』など、気になる点は非常に多いと思います。
是非お気軽にお問い合わせください。