採用動画の制作に至った背景
東洋紡様は、創業140年の歴史を持つ、フィルム、自動車用資材、環境関連素材、バイオ・医薬など、多くの高機能製品を提供する高機能製品メーカーです。
名キャリにはYouTubeをはじめとして、数多くの依頼をいただいておりますが、そもそもなぜ継続的に依頼をしていただけるのかや、何本も作る目的やその効果についてインタビューをしています。
事務系/技術系で動画を分ける狙いやコンテンツ制作のポイント、今後の活用についてお話を伺いました。
インタビューと座談会動画を制作した理由
ー名キャリに動画制作のご依頼をいただく上で、今回、様々なプランの中からインタビュー形式と座談会形式に決めた理由や、そもそも動画を用いて解決したかった課題は何だったのか、教えていただけますか?
沖本様:
就活イベントなどでの学生へのアンケート結果から、やはり就職活動のオンライン化に伴って(接触が減ったため)、社員の話を聞いた時により志望度が上がることが分かりました。
ですが、ご時世的に全員に対面で社員の話を聞いてもらうことは難しいと感じたため、満足度を上げるためのツールとして動画の活用を検討していました。
社員が自然体で仕事の話をしていたりとか、生き生き働いてることを動画を通して知ってもらえれば、より志望度を上げられると思っていました。
ーそういう意味では動画はピッタリですね。事務系にはインタビュー形式、技術系には座談会形式と分けたことに理由はありますか?
沖本様:
そうですね、事務系の学生にはキャリアイメージをしっかり持ってもらいたいという狙いがあって、年次に応じて社員がどういった考えを持ち、考え方が変化していくのかを伝えられるインタビュー動画にしました。
一方で、技術系の学生には、同期との結束や会社の雰囲気を感じてほしくて、同期との距離の近さに加えて、弊社の社風も相まって各代それぞれ個性があることを伝えれれる座談会形式にしました。最初にまとめて研修を行うので、本当に仲が良いんですが、そのあたりを伝えられればなと。
ー確かにそのあたりは御社の魅力として本当に大きいポイントですよね。
採用動画の制作にあたって注力したポイント
文系(事務系)学生向け採用動画
ちなみに、動画を作る際に注力したポイントをお伺いしてもよろしいですか?
沖本様:
どのタイミングの学生が見ても知りたいことが分かる、通年使える動画にすることを意識しました。
例えば質問内容を入社の決め手や仕事のやりがい、職場の雰囲気などを聞くことで、就活を始めて何となく東洋紡に興味を持っているタイミングでも、選考中の方でも、すべての段階にいる学生が満足できる内容に出来たと思います。
ーなんだかんだ言ってもオーソドックスな質問が一番刺さりますよね。 今回の動画の質問内容も、気になる質問ばかりでした。ちなみに、漠然とした質問になりますが動画を制作してみて、実際どうでしたか?
沖本様:
まず事務系の動画撮影では、カメラマン、インタビューをする社員1人、立ち合いとして私、インタビュアーの4人でかなり小人数でしたが、みんなかなり緊張していまして、事前準備もバッチリしてくれてはいたものの初めはうまく話せなかったりとか、不安もありました。(笑)
ですが、会話が広がるスムーズな進行をしていただいたおかげで途中からは緊張も解けたのでとても助かりました。
また、上手に編集してもらえたので出来上がった動画では、こちらの意図や話の共通部分を汲んでいただき、私達が本当に伝えたい部分がうまく表現されている内容になっていました。
ーそう言っていただき、こちらとしてもうれしいです!
理系(技術系)学生向け採用動画
沖本様:
技術系の方はどうでしたか?(牧野様へ質問)
牧野様:
技術の方は座談会動画でしたが、1年目新入社員として入ってくるにあたって不安なことや疑問点がいろいろあるだろうということで、その辺りを解消できて安心して入社いただけるような動画にしたいなという風に思っていたんです。
例えば社内の雰囲気や、どんな人が働いているのか、様々な職種の繋がりなども知ってもらえればと。
ーそのような背景があったんですね!実際に制作してみてどうでしたか?
牧野様:
実際に制作してみて、リアルな雰囲気というか、座談会に参加しているような楽しい雰囲気で見てもらえるようなものに仕上がったと思っています。
準備や進め方、当日の盛り上げなどを名キャリさんにサポート頂いたことで、実際に参加した先輩社員からも「すごい楽しかった」、「いい経験になった」という声があがり本当に依頼をして良かったなと思っています!
ー私共もいい経験になりました。逆に、我々に改善してほしいポイントはありましたか?
沖本様:
特になかったですね。(笑)
昨年度までは、ナビサイトの方にお願いをしていましたが、その時と比較して工数も減り、楽になりました(笑)。NGワードとかが厳しいので撮り直し、みたいなことが多かったんですよね。使用したいタイミングで使えなかったり…
(名キャリの場合は)原稿の内容チェックや取り直しのような苦労もなく本当にスムーズに進みました。
ですので、本当に不満はないですね。
牧野様さん、何かあればお願いします。
牧野様:
私も今の所思いつかないです。話の組み立てもしていただいたので、後はこちらで自由に話すだけでした。
内容の要所を上手く動画1本に仕上げていただいたので満足です。(笑)
ーそういっていただき恐縮です…
採用において動画制作はほんの一部だと思うのですが、その中で動画制作会社に求めるのはどういった点ですか 。
沖本様:
そうですね。一番はクオリティです。
折角コストをかけて作成しますので、魅力があるコンテンツに仕上げていただくという所と、私たち自身どうしてもノウハウがないので、いつもして頂いてるような、こういうコンテンツの方が受けますよとか、こういう構成のほうがたぶんいいですよとか、そういったアドバイス頂けることという所が、やっぱり一番かなと思いますね。
ーありがとうございます。クオリティは今後さらに力を入れていきます!ちなみに、今後はどういうコンテンツを作っていきたいですか?
沖本様:
内定者懇談会のワーク動画ですね。内定者考案の内容を24卒の事務系対象セミナーで使用した際、受けが良くて!学生に社員の雰囲気が伝わると感じたので、よりカジュアルなものを作成出来たらいいなと思います。
ー学生が見やすい内容に出来たらいいですね!
困ったことがあれば名キャリにご相談いただければお力になれると思いますので、是非お願いします。
(名キャリに)継続的に採用動画を依頼した理由
ー続いて、継続的にご依頼をいただいた背景も、お伺いしてもよろしいですか?
沖本様:
そうですね。技術系の動画や、名キャリさんで当社の紹介をしていただいた動画がきっかけでエントリーに繋がったことから、動画が学生に対して最適だと実感として得られたことが大きいですね。
例年、ナビサイトのセミナー動画とかも並行してやっている中で、(名キャリは)コスパがよかったと思っていて、継続的に依頼したという背景です。
あと、なんといってもやっぱりこちらの融通を聞いてくださる点で一番やりやすかったと思っていまして、必要なタイミングでやり取りして、本当にいい感じに仕上げていただいたなっていうのが、チーム内での共通認識なので、その辺りを信頼させて頂いてるような感じですね。
ーそこまで褒められると思わなかったので少し照れます。(笑)
そういえば、6月に制作した動画に関して、学生からの反応をすでに頂いていたら、お伺いしてもよろしいですか 。
沖本様:
インターンシップのインタビュー動画を見てくれた学生が結構多くて、「動画の影響でインターンシップにエントリーしました」という声も聞いてます。
ワーク自体すごく楽しかったみたいで、「こんなワーク初めてでした」って言ってました。学生の反応は先程お伝えした通り良かったので、社内でも満足しています。
ーいろいろな質問に回答していただき、ありがとうございます。
では、これから我々に期待されることはありますか?
沖本様:
今、私達が苦労しているものは、Instagramの採用アカウントの運用ですね。滞っていたりしまして。(笑)低コストでSNS の運用サポートをしてくださるようなサービスが欲しいです。
ー名キャリでもSNSサポートをしていまして、学生のインターン生がたくさんいるので、実際どのような内容が学生のニーズに合うのかを聞くことも可能ですので、要望があれば是非!
沖本様:
へぇーそうなんですね!それは助かります!
ー今後も是非お気軽にご相談ください!本日はありがとうございました!
沖本様:
こちらこそありがとうございました。またよろしくお願いいたします。