インフォグラフィック動画(採用動画)の制作に至った背景
協和ファインテック様は、岡山県にある創業65年以上の歴史を誇る、精密ギアポンプ、合成繊維製造のライン、環境装置など多様な製品を製作している製造メーカーを支えるメーカーです。
鉄工所、町工場みたいなイメージを持たれてしまいがちなイメージを払拭すべく、インフォグラフィック動画を制作することで、近未来的なイメージ化に成功。
社外向けはHPの公開を行っていないためまだ反響は無いものの、社長やOBをはじめ「完璧」との言葉も。
名キャリに依頼していただくイメージが非常に伝わるインタビューになっております。(少し恐縮するほどでしたが…)依頼に至った背景や、コンテンツ制作のポイント、今後の活用についてお話を伺いました。
採用で抱えていた課題
ーそもそも採用において課題に思っていたことや、今回動画を作ってこういうことを実現したかったことは何なんですか?
工藤様:
採用で課題だったのは、やはり知名度ですね。
当社はBtoBの機械メーカーで業界としてもかなりニッチですし、個人の方にあまり知っていただけていなかったり、本社や他の事業所も場所が目立つところというよりは郊外にあったりしまして…
周りの地域の人もそうですし、全国的にも知名度がないので、なかなか採用となると母集団形成がかなり難しくて、何もしなくても応募者が来るような大企業さんと違ってかなり苦戦していました。
そういった中で、なぜ動画を作ったかと言うと、(動画の主目的は採用でありつつ)会社のホームページ等を見ると、どうしても鉄工所、町工場みたいなイメージを持たれてしまいがちなので、そんなイメージを払拭したくて、人などを登場させないインフォグラフィックで動画を作ろうという話になりました。
ー今回、会社のイメージを払拭したいという中で、名キャリに動画制作をお願いしていただけたのはどの辺りがポイントでしたか?
工藤様:
まずは価格ですね。5社ぐらい見積もりをお願いしてたんですけど、その時点で2週間、3週間ほど見積もりが出るまでにかかってしまっていました。
というのも、インフォグラフィックができるデザイナーがいないらしく、それを外部に委託するという形になるのでと言われておりまして。そこで出てきた価格も、150万とか120万とかで、なかなか勇気いるよねみたいなところがありました。とはいえ、一応120万のところで話は多少進めてはいたんです。
その時にちょうどタイミング良く名キャリから営業のお電話を頂いて、是非お話をということで実際に話を聞かせて頂きました。
最初、当社の部長は、「そんな都会の会社は立地とかもあるから絶対高いよ」「オンラインだけの取引だけだと、ちょっと不安だよね」みたいな話をされていたんですが、実際、話を聞いたら、構想段階を頂いてからもうずっと最後まで絶賛で、安い、早い、クオリティも高くて、QCD(クオリティ、コスト、デリバリー)が一番良かったんです。
本当に頼んで良かった。っていうのはずっと言っていました。本当にありがたかったなと思ってます。
ーありがとうございます。いや、すごく嬉しいお言葉でちょっと感動してしまいました。
全員:(一同笑い)
ー今回、会社のイメージを払拭したいという中で、名キャリに動画制作をお願いしていただけたのはどの辺りがポイントでしたか?
工藤様:
やっぱりこのQCDに関しては、何かこう外部に物をお願いするってなった時に、絶対に一番大事にしなきゃいけないと部長がずっと言っていたので、そこに関しても、たった2か月ぐらいの中で、あれだけのクオリティの物を作っていただいて感動しました。
私も正直、web上のやり取りだけでいけるのか疑問でしたが、初稿を頂いた時点で、うわーっという感じがあって、「あ、これは多分予想以上のものが出来上がってくるんだろうな」と思いました。
もう何か部長も、「こりゃすごいわ、こりゃすごいわ」って感じで(笑)
ーありがとうございます。(笑)非常に嬉しいですね。制作メンバーにもそのあたりをお伝えさせていただきます。
工藤様:
なかなかちょっとご無理をいろいろお願いしてしまったんですけど、対応していただけてものすごくありがたかったです。
ーそれはよかったです。我々としても、非常に想定以上のお言葉を頂けて、言葉に詰まってしまいました。ありがとうございます。
記事にすると、これ言わせたんじゃないかって思われてしまうくらいのお言葉を頂いて、本当にありがとうございます。(笑)
採用動画の制作におけるポイント
ー今回、動画制作の上で注力したポイントは何かありましたか?
工藤様:
そうですね。オープンにできない情報も多いので、会社がどんな事業をしているかの説明に注力しました。
今これからやろうとしてる事業をPRしたかったので、形になってない物を伝えるのはかなり難しかったなと個人的には思ってます。
ーありがとうございます。その中で、必ずこれは入れたかったとか、こういう要素を特に意識したという点はありますか?
工藤様:
やはり、鉄工所とか、町工場感を失くしたかったという部分は大きいですね。
今も成長してるけど、これからもっと成長がすごいんだぞ!みたいな感じをアピールしたいなと思ってたので、未来、近未来的なところをずっと意識していましたね。
採用動画の出来栄えと活用方法
ーそうですよね。その辺は制作の段階でも、未来のイメージをもうちょっと出してほしいというご要望があったと思うんですけども、最終的にその点はご希望に沿う形でお作りできましたか?
工藤様:
そうですね。何してるかは、結局こちらのアウトプットが難しいところもありましたが、何してるかはなんとなくわかるけど、なんかすごそうみたいなイメージのものになりました。
もうそれだけで十分で、ちょっと会社案内聞いてみようかなーと思ってもらえるかなと思います。もうそれは本当に叶っておりました。
ーありがとうございます。先程のご質問にも重複しますが、制作してどうだったか、今後どう活用していこうかというところをお伺いしてもよろしいですか?
工藤様:
活用の方法としては、とにかく会社を全く知らない人に対してアピールしていきたいです。
学生さんのみならず、地域住民の方であったり、全く我々のことを知らない方に、どういうことしてるのか、概要を掴んでいただきたいなと思っています。
次にホームページを変える時はトップページの一番下の部分に動画をあげられる予定でして、そこから見ていただけるといいなと思っています。
あと、合同説明会や展示会で学生さんの前で動画を流すことを考えています。
やっぱり人が喋ってるのでリアル感があっていいなと思っているのと、あまりうまく言葉にできないんですけど、なんかこうすごい作り込んでるなというか、大企業みたいな感じが多分伝わるんじゃないかなと思っています(笑)
未来感を感じていただけるのかなとは思いますね。
ーありがとうございます。
今後ご活用されていくと思いますが、もうすでに使ってみて反響はありましたか。
まだちょっとないですかね。
動画制作後、社内外の反響
工藤様:
まだあんまり反響は出てないですね。
企業のホームページが出来上がってないっていうのが一番大きいネックで、あと合同説明会をまだ行ってない状態でもあるので、なかなか外部からの反響はないですけど、やっぱり社内からの反響はかなりありますね。
ー社内からはどういった反応が多かったですか?
工藤様:
もう新たなステージに行ったねみたいな感じの。もうすごいじゃん大企業の仲間入りじゃんみたいなメールをもらいました。
定年後の技術者として来て頂いてるような年齢が上の方も、ものすごい喜んでくださっていました。
もう大企業の仲間入り、これで展示会行っても恥ずかしくないし、学生もわんさか採れるわーみたいな感じの声もありました。(笑)
社長からも、メールで「完璧です。言うことありません。」って返ってきて、あまり社長にそこまで褒められることはあまりないので、本当に良かったです。
ー良かったです。ありがとうございます。我々に対してもう少しこうしてほしいとか、こんなものがあったらいいというようなご要望はありますか?
工藤様:
そうですね、せっかく一緒に考えていただいた動画のデザインを使って、ポスターや印刷物など動画以外にも何か使えたらすごくありがたいなと思います。
ーそこは、是非我々も新しい案としてしっかり作っていきます。
最後に、またこれも言わせるような感じになってしまうんですけども、我々でもう一度動画を作りたいかとか、そのあたりは忌憚なくいかがでしょうか?
工藤様:
次の動画を何か作るかという話を社内でちょこちょこ聞いたりするんですけど、第一候補としてまずお話を聞かせていただきたいなと思ってます。
結構、(御社には)若い方がものすごく多いなという印象で、やっぱり発想が柔軟だったり、今時で、昔の型にとらわれてない感じがあったりするのも、動画のクオリティにかなり反映されてると感じました。
多分たまたまかとは思うんですが、地方に行けば行くほど、印刷会社の方とか動画を作られる会社の方とか、ご年配の方が多かったんですよね。
あと御社はレスポンスの速さもピカイチでしたし、もう何と言っても価格が見積もり価格の1/3で、それであれだけのクオリティのもの作っていただけるってなったら、もうもう最初にお願いさせていただくだろうと思いますね。
ーありがとうございます。是非、一緒に別の動画もできればと思ってますので、お待ちしております。
工藤様:
もう営業電話かかってこなくても、こちらからもうお願いすると思うので、多分ご連絡していただかなくても、もう安心していただいて大丈夫かと。
― ありがとうございます。営業担当がお役御免ということで、今、ドキッとしてると思うんですけれども。(笑)
工藤様:
そうですね。
多分営業としては、お客さんからインバウンドで入ってくるのが一番だと思うので、その役割はしっかり達成されてるなと思います。
全員:(一同笑い)
ー今回は、インタビューにお答えいただきありがとうございました。