採用YouTubeチャンネルの開設に至った背景
株式会社NTTデータグループ様(略称:NTTデータグループ様と表記)は、1988年の設立以来、日本のシステムインテグレーション業界をけん引し、今なお国内トップSIerとして業界をリードする企業です。
NTTデータグループ様は、就職人気ランキング(※)で調査開始以来14年連続でNo.1を獲得する言わずと知れた人気企業でありながら、SNSやYouTubeなど時代に合ったタイムリーな施策を次々と打ち出しています。
※楽天みん就調べ
そんなNTTデータグループ様の採用YouTubeチャンネルは、なんと『新卒2年目記者もびっくり、「フルコロナ世代」に刺さるタイパ重視の採用活動』という日経クロステックの記事にも取り上げられるなど、最先端のトレンドを捉えた施策として紹介されています。
その採用YouTubeチャンネルの立ち上げの経緯から継続するに至った背景、名キャリを選んでいただけた理由等について幅広くお話を伺いました。
▼公式採用チャンネル▼
NTT DATA採用公式チャンネル
NTTデータグループ様の採用人数など概要
ー貴社の24卒の新卒採用の規模感(人数)はどの程度でしょうか?
大矢様:
当社は、年間で700名(※)採用する予定で、凡そ文系4割、理系6割といったイメージです。
ーさすが、非常に多いですね…!お伺いしたいことは山ほどありますが…今回は採用YouTubeチャンネルについて質問をさせていただきます。
採用YouTubeチャンネル開設のキッカケ
ー貴社が採用向けYouTubeチャンネルを立ち上げたキッカケを教えてください
大矢様:
学生が(特にコロナ禍以降)オンラインで自分のタイミングでイベントに参加したり、SNSで企業情報を収集したりと、様々な手段で会社のことを調べている実態は把握していました。
それに合わせて弊社も情報提供の手段を多角化しようと考え、今まであまり活用してこなかったYouTube(動画)での情報提供を始めることにしました。
また、タイパを意識する学生が増えていることも把握していたため、好きな時に視聴できるだったり、最大2倍速で再生できるYouTubeは相性がいいかなと考えた事もキッカケです。
採用YouTubeチャンネルの開設で苦労した点、懸念点などはあったか?
ー採用YouTubeチャンネルの開設で苦労した点、懸念点などはありましたか?
大矢様:
実は立上げ時は色々と苦労がありました。多くの人が見てくれるものなので、情報発信のルール作りは特に時間をかけてしっかりと作りこみました。
立ち上げた後も出演してもらう社員の承認を得たり、 どんな動画が伸びるか分からない状態だったり、限られた予算内でどう工夫していくかは苦労したポイントです。
ーありがとうございます。やはり、裏ではそういった苦労があったのですね。スムーズにご対応いただき、ありがとうございました。
他のSNSとの比較
ーちなみに、YouTube以外の媒体、SNSなどは検討されていましたか?
大矢様:
Twitterを元々運用していたので、Twitter以外で就職活動をしている学生が”どんなツールを使っているのか”調査はしていて、その中で数年前からInstagramやYouTubeは候補として検討していました。
とはいえ、Instagramは頻繁に更新しなければいけないことや、例えばテキスト中心のTwitterと比較して画像や動画がないと投稿が難しいのでハードルが高く、当社には合わないという結論に至りました。
ーありがとうございます。そういった流れで、Instagramよりも不定期で問題がないYouTubeを選ばれたということですね。
YouTubeの継続が決定した理由
ー今回、(YouTubeを)継続していくことが決まった理由は?
大矢様:
まず、視聴数が良かったということは大きな要因ですね。
自社への関心が高くない学生にもアプローチができるということもそうですし、イベントに参加できなかった場合もオンラインで情報収集ができる場があるというところが決め手でした。
また、 就職活動をしている学生だけでなく、内定者が内定後に企業理解をする場としても活用されていますね。
ー入口ばかり見ていましたが、内定者にも見て頂けているというのは盲点でした…!
他の制作会社との比較
ー名キャリへの依頼を検討した理由は?
大矢様:
私自身は、もともとお付き合いがある中での接点だったので具体的なキッカケがあるわけではないですが、(某有名YouTuberさんとも打ち合わせしたことはありつつも)低価格でクオリティの高い動画を制作していて、かつ、社員の方が若くて学生に刺さるツボをわかっている名キャリさんに依頼させていただきました。
ーそうだったんですね…!ありがとうございます…!
採用YouTubeチャンネルの制作にあたって注力したポイント
注力したポイント
ー採用YouTubeチャンネルの動画制作にあたって注力したポイントは?
大矢様:
去年は、特に限られた予算で当社としてもコスパよく、タイパよく動画を制作していくことを意識していました。
YouTubeの動画を制作するために、『どんな自社イベントをやったほうがいいか』であったり、コンテンツが複数ある中で見ている人の飽きが来ないように工夫しました。
また、会社説明から育児社員、理系出身社員、文系出身社員など、YouTubeチャンネルを通して『誰が見ても刺さる動画があるようにしておきたい』というのは特に注力していました。
ーそうですよね。かなり網羅的にコンテンツをアップされていたので、どの学生が見ても必ず見たくなる動画があったと思います。
名キャリへの依頼について
ー(カジュアルに)実際、当社に依頼してみてどうでしたか?
大矢様:
どんな動画を作成すれば良いか悩んでいる時に、親身になって学生に刺さる企画を検討・提案してくださったり、収録イメージや編集内容もこちらの要望をできるだけ反映しようとしてくださったりと、柔軟に対応していただけてとても助かりました。
連絡や修正のやりとりなども、弊社で利用しているコミュニケーションツールでコンタクトさせていただけたので、会社間の連携がスムーズにできる点もありがたかったです。
ーご指摘なども是非お願いします!
ただ、『お客さん』→『お客様』といった表記などは事前に決めておくことで、修正の往復対応は減らすことが出来たかなと思っています。
ー今後は、(事前の)スプレッドシートの事前共有時に、表記など確認事項をチェックさせていただきます。
採用YouTubeチャンネルの運営体制
ー貴社は当社に依頼をお客様の中でも、特に柔軟に対応いただいたり、レスポンスが早かったりと、本当にやりやすくて助かっているのですが、広報などとどのような連携をされているんでしょうか?(意思決定が一任されていたりするんでしょうか?)
大矢様:
先ほどお話ししたように、情報発信のルールをしっかりと決めているので、それに則った確認をしていることが要因の一つです。
また、一つ一つの情報発信についてはある程度採用担当に一任されているので、それもあってスムーズに対応させて頂くことが出来ていたのかと思います。
ー本当にいつも助かっています。この度は、インタビューのお時間をいただきまして、ありがとうございました!
〈編集後記〉
NTTデータグループ様は現状に甘んじることなく、積極的に新しい施策を積み重ねているからこそ14年連続人気No.1となっている、ということを改めて痛感しました。
また、NTTデータグループ様の取り組みが、日経クロステックに取り上げられるほど真新しいものであり、かつ、『画像・テキスト』から『動画』へと就職・採用活動が大きく変化する中で、名キャリとしても更に進化していかなければならないと身が引き締まる思いでした。
名キャリへのYouTube制作の依頼について
専任のコンサルタントが貴社の採用状況から採用課題まで把握をさせて頂き、貴社が保有するコンテンツで費用をかけずに出来ることや、新たにコンテンツで出来るソリューションをご提案致します。
名キャリでは、画像から動画へとコンテンツが移行する流れを加速させていきたいというビジョンがあるため、無料サポートにてYouTube構築を行います。面倒な設定や基本的な画像作成、アップロード業務などは全て代行してサービスで行います。
ハイレベルな学生に特化し4年以上継続的に運用してきたYouTubeチャンネル『名キャリ』のノウハウを活用しつつ、YouTube向けコンテンツをコラボやshortなども交えながら制作させて頂きます。
企画から編集、分析まで全てお任せください。
採用/就活向けYouTubeチャンネルとしてトップクラスの就活生・企業様に4年間支えられてきたことから、YouTube構築・運用支援については特に唯一無二の貢献を出来るという自負があります。
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